短いシーズン・スケート(2006.10.28)

キルナは氷が本格的に張る前に、雪が積もります。

従って、キルナでスケートが出来るのはすごく短い時期に限られます。大体、10月中旬から11月初旬。そして、5月に入る直前(注:その年の積雪状態によるのであくまで目安)。

研究所の同僚Rick(ニュージーランド人)はよく「アイス・クライミング」をしますが、今年はスケートに凝っているみたいで、先程夫宛に電話をかけてきて「今から、滑べりに行かない?」と誘ってきました。

もちろん、夫は(私の顔色を伺いながら)即OKし、1時間程前に出かけていきました。あ、そういえば、夫は出かける前に私の「ご機嫌取り」にケーキを買ってきてくれたので、もちろん、私は文句も言わずちゃーんと夫を送り出しましたよ。(否、ケーキで買収されたと言うのが正しいのでしょうか???)

とにかく、ここではスケート・シーズンは本当に短いので、滑べりたいうちに滑べっておくのが良いのでしょうねぇ〜。


実は、木曜日にもスケートをしに行き、その時に夫が撮った写真。場所は、アルタイェルヴィと呼ばれる小さい湖でユッカルイェルヴィ(「アイスホテル」で有名です)に行く途中にあります。氷結した湖上の積雪はまだ1cmくらい。十分滑走可能です。

[左]RickとJonas(右、スウェーデン人)。背景にキルナの街(と言うか鉱山)が見えます。

[右](今は氷にスタックされていますが)『浮遊サウナ、デッキ付き』。この湖のどこかほとりにサマーハウスを持つ人の持ち物だと思われます。北スウェーデン人らしい発想の代物ですね。

・・・一方、家で留守番している娘は、客用のマットレスを持ち出してきて、その上で「ままごと」をやってました。娘は"baka pizza!"(ピザを焼くの!)と言って、生地伸ばしの真似をしていましたが、もしかしたら、明日夫がピザを焼いてくれるかも!一緒に楽しみにしておこうね、カーリン。


"baka,baka pizza!"(焼こうよ焼こうよ、ピザ!)と言いながら、一人でままごとするカーリン。

【後記】この日、夫とRickがスケートしに行った先は、トルネ川。流れがあるために氷が張っているのは川岸に近いところか、流れが遅くなっているところくらい。でも、川沿いに片道15kmは余裕で滑べれたみたいで、 「往復滑走に2時間弱しかかからなかったよ」と夫は話していました。

私も春になったら(もちろん出産後)、久々に滑べりに行きたいなぁ〜。


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