「早いけど、キルナでは何かと重宝するでしょ!」と言うことで、義母から一足早いクリスマスプレゼントとして頂きました。
義母がプレゼントしてくれたのは、オッシャ(Orsa、ダーラナ北西部にある街)のスパルク(Orsaspark)。
このスパルクを買いにちょっと遠くまで歩いて行きましたが、帰りは私はスパルクの座台に座わり、夫がそのスパルクを押して行きました。結構スピードが出るので座台に座っているのは結構寒かったですよ。
防寒対策を考えて、このスパルクでこれからは娘の保育園送迎をする予定です。
Vansbroのスパルクに関してはこちらから。
ガーラコンサート、良かったですよぉ〜。
予定時間より30分遅れて(…キルナらしい)始まりましたが、最初はJord("ヨード"と読みます。"土"と言う意味ですが、Jordenとなると"地球"と言う意味です)で、次に若きjojkare(ヨイカレ、jojk(ヨイク)を歌う人)のSofia Jannok(ソフィア ヤンノーク)。彼らの後で休憩が入って私はそこで帰宅。代わって義母がコンサートに行きました。
Jordは前にもちょっと述べましたが、トルネダーレン出身の4人からなる音楽グループ。スウェーデン語、フィンランド語、そして彼らの母語であるmeänkieli(ミエンキェリ、スウェーデン語とフィンランド語の「混成言語」と言われていますが、フィンランド語に近い)で歌を歌います。
彼らJordのことはこちらから。
スウェーデン語でなければ全然歌詞は分かりませんが、私は、とにかく彼らの「音楽」そのものが好きです。どこがどのように好きなのかうまく説明出来ませんが、スウェーデンのフォルクムジーク、フィンランドのタンゴ、そしてサーメのヨイクと、キルナの民族構成とよく似た「ブレンド」が音楽によく反映されているように思われます。
さて、2番手のSofiaの歌声には、単に感動しました。彼女も目指しているというMari Boine(マリ ボイネ)を彷彿とさせて、「スウェーデンのMari Boine」とも言える有望若手のヨイクの歌い手だと思いました。
若手らしく、伝統的なヨイクだけでなく、現代風にアレンジしたヨイクもなかなか良かったです。若いけど、歌と歌の間の話(話術)も旨いし。。。
残念だけど、彼女に関するサイトは見付かりませんでした。代わりにMari BoineのDiscographyを見つけておきました。Mariはノルウェー・リレハンメル冬季オリンピックのオープニングで歌っているので、知る人ぞ知る、だと思います。
散歩から戻ってきた時に、自宅の入口近くに近所の人が置いたと思われる「かぼちゃランプ」が気になって同じのが欲しくてしょうがないカーリン。幸い、私が数年前に買って使っていない「かぼちゃロウソク」があったのでそれをあげたら、ロウソクとロウソク立ての「品評会」を始めました。