「アンデシュの日(11月30日)に凍てつくように寒いと、クリスマスは温かく雪が緩んでしまう」の意味の古い諺です。braskaは古語で、普通の辞書には載っていませんが、「凍てつく・凍り付く」という意味だそうです。slaskaは「水気を飛ばす(splash、make wet)」といった意味です。
キルナでは、夜になってから気温が下がり始めています。夜19時台には−8°C。朝、娘を保育園に送って行った時には0°Cをちょっと下回っていただけだったのに・・・
ところで、今日(11月29日)、最近オーヴァーワーク気味だった夫が風邪でとうとうダウン。凄いダミ声になっていて、高校に「休みます」の電話をかけるのを聞いていて、「これじゃ、相手を『威嚇』しているみたい・・・」と思ってしまいました(^^;)。
養生するしかやることのない夫のために、ちょうど賞味(?)期限切れ直前のイーストがあったので、サフラン・バター・牛乳・小麦粉を買ってきて、、、「ルッセカッテ(Lussekatte)」を作りました!毎年、必ず一度は作るようにしているので、随分ルッセカッテ(ルシアバンズ)作りも「板」についてきたと思っています。
昼食直後から作り始めて、「午後のお茶(Eftermiddagsfika)」に、ルシアバンズと「レットグルッグ(lättglögg)」(アルコール分2.2%)でお茶/フィーカ。レットグルッグは「レットオール(lättöl、ライトビール)」と同じく、"真のアルコール"と見なされないので、妊娠中ですがしっかり飲みました!(と言っても、1dlも飲んだかどうか・・・)。
保育園から帰ってきた娘が、食卓のルシアバンズを早速見つけて、「mamma、jag vill ha bulle(→ルシアバンズのこと) och mjölk!」と催促してきたので、ルシアバンズ1個とミルクをあげたところ、レーズンと卵の上がげがついたところだけしっかり食べて残りは私に「mamma、"どうぞ"」と返してくれました(^^;)。
ところで、いつもは入れ忘れるカルダモン(kardemumma、cardamom)を今年はちゃんと生地に入れたのに、あまり違いが分かりませんでした・・・(^^;)。夫は「美味しい!」と言ってくれましたが。