クリスマス限定の嗜好品(2006.12.16)

先程(午前中)、街に買物に行ってきました。夫は仕事しているし(しかも、風邪をぶりかえしている感じ)、娘は家の中を走り回っていたので(しかも、朝4時起き!勘弁してぇ〜)、娘だけを連れてクリスマスと誕生日(←フォルクダンス仲間の60歳の誕生日パーティーにお呼ばれしているため。今日がその日)のプレゼントを買いに出かけました。

来週末(というか来週日曜)はもうクリスマス・イヴ(かつ 4:e advent)なので、買物する人が多い多い!

最初に目にとまったのが、ノルウェーから大型トラックで魚を売りに来ている「(トレーラー)露店」に、今まで見たことない程の長蛇の列。露店脇には、個人名が記された小型のダンボール(魚の予約品!?)が積まれていて・・・きっとクリスマス料理用の「サーモン」か「ルーテフィスク(lutefisk)」と思うのは私だけでないと思う。。。

『ルーテフィスク』は、ノルウェー産のクリスマス料理の一つ。乾燥させて(だったと思う?)ゼラチン様になった鱈を、温めてソースと一緒に食べます。南の方ではどうか知らないけど、北の方ではノルウェーはもちろんスウェーデンでも代表的なクリスマス料理の一つ。

さて、今日の目当ての店は2つ。1つは、これまでに何も買ったことは無かったけど、クリスマス・プレゼントを買おうと思って目をつけておいたお店。そして、もう一つは行き付けのコーヒー専門店(と言っても、紅茶やチョコ、その他の多種な雑貨も扱っている)。

で、どちらのお店にも、
クリスマス・コーヒー(julkaffe)
クリスマス紅茶(jult(h)e)」もしくは「グルッグ紅茶(glöggt(h)e)
なるものが置いてあるのに気付きました。それまで、クリスマス・マスタード(julsenap、クリスマス・ハム用で各家庭独自のレシピ有り)は知っていたけど、これらの嗜好品の存在は初めて知りました。

1つ目のお店で、誕生日のプレゼント用に、パーコレート用のクリスマス・コーヒー(julkaffe/brygg)とオレンジ/チョコ・フレーヴァー(apelsinchoklad)のクリスマス紅茶のセットに、赤ワイン味のキャラメル(rödvinkola、一体何物でしょうね!?)の julgodis の袋を付けて、購入。

行き付けのコーヒー専門店で、「そもそも jult(h)e や glöggt(h)e なるものがどんなものか?」知りたかったので店のオーナーに聞いたところ、要は「フレーヴァー(紅)茶」のこと。グルッグ紅茶はグルッグ用のスパイスと同じものを紅茶葉にミックスしたもの。クリスマス紅茶は先に買ったオレンジ/チョコやペッパルカーカ(pepparkaka、生姜とシナモンが主)、あとはカルダモンやチョウジなどのクリスマス料理でお馴染みのスパイス類を紅茶葉とミックスしたものであるようです。

妊娠後期で悪阻期はとっくに終った筈なのに、結構匂いの強いこれらの「フレーヴァー(紅)茶」で「うっ、気持ち悪い・・・」となってとても買う気になれず、夫がいつも買うエスプレッソ用のコーヒーと純正チョコ(カカオ含有が70%以上、実はこれらが最大の目当て!)だけを買って後にしました。

余談ですが、(アルコール抜きの)グルッグもダメ、コーヒーもダメ、お茶も低カフェインかカフェイン抜きでないとダメ(←現在鉄分補給の錠剤を服用しているため。でも、スウェーデンにはカフェイン抜きってあまりないような〜)で、なーんにも飲むものがない私のために、夫が「クリスマス用に」と(アルコール抜きの)スパークリングを買ってきてくれています。でも本当は、早く、本物のカプチーノやシャンパンが飲みたい私でした。。。(^^;)

注:普通は(紅)茶は te と綴りますが、古い綴りもまだ使われていて the となっていることも多いです。


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